末永國紀(著)
発行: モラロジー研究所
第I章 CSRの源流としての三方よし
- 信長と近江
- 三方よしの原典と石門心学
- 出店経営と他国者意識
- 大名と外来商人
- 三方よしと現代経営
第II章 商いの手法
- 他国商人との比較
- 先進的な商法と文化の伝播者
- 高利望まず薄利のすすめ
- 商いの極意
- 致富に至る商いの要諦
- 本業の維持と多角化
- 商売替え法度と創意工夫
第III章 市場開拓と海外発展
- 北海道の開拓
- 市場開拓と金融的貢献
- 東南アジアと朝鮮半島での活躍
- 海外渡航と経営判断
- 中江勝治郎と禁酒法下のアメリカ
- カナダ移民となった近江商人の後輩たち
第IV章 幕末開港の波紋
- 彦根藩主の大老井伊直弼
- 金貨投機と桜田門外の変急報
- 開港による海外貿易への覚醒
- 初代伊藤忠兵衛の節義と果断
- 徒手空拳から近代実業家へ
第V章 人材を育てる
- 後進を育てた才徳兼備の先達
- 商いの常備軍の養成
- 奉公人慈育
- 自由な議論と若者の簡抜
- MBAの先駆、八幡商業学校
- 商家の妻の育て方
第VI章 品格を磨く
- 教養とたしなみ
- 諸葛孔明の家訓と矢尾喜兵衛の格言
- 文人になった商人
- たしなみの域を超える余技
- 修養と遊楽
- 商人と学問
- 学問の力、窮して乱れず
第VII章 家業承継への願い
- 伊藤八重のこと
- 女性の役割
- 西川産業四五〇年の事業承継
- 承継者としての二代目
- トップの資質
- 押込め隠居の決断
- 名家の興亡
第VIII章 語り継ぐ人となり
- 正直と薄欲
- 信仰と奢りへの自戒
- 初代中井源左衛門光武の立志伝
- アリギリスという生き方
- 利を手にする作法
- 不破弥三郎の正直
第IX章 陰徳を積む社会貢献
- 時代の寵児、時代を読む
- 勝海舟と塚本定次・正之兄弟
- 還暦記念の小学校寄贈
- 信仰と積善の家
0 件のコメント:
コメントを投稿